紀和町の町の中心部に見えるクマノザクラの一本桜。国道311号線から見上げる位置にあり、樹形が美しい。周囲のクマノザクラよりもやや遅咲き。

国道168号線の桃崎大橋の南側に数本のクマノザクラが見られる。車道を覆うような木や、道と大又川の間で大きく枝を広げている木も見られる。

クマノザクラの一本桜の中でも、格別な美しさを持つ名木。県道40号線の道ばたに生育しており、背景にスギがあることで、花色がより鮮やかに見える。

県道780号線の脇にある福杓観世音の像の脇にクマノザクラの古木がある。現在は新しい幹から枝を広げており、手入れも行き届いている。

尾鷲から国道42号線を南下すると、矢ノ川トンネルの手前の自然林に多くのクマノザクラが見える。ここから南が本格的なクマノザクラの生育地となる。

尾川川にかかる田野々橋のわきにあるクマノザクラ。川に張り出しているクマノザクラの花を、橋から川を背景に見ることができる。

国道311号線沿いにある直売所「さぎりの里」から、北側の斜面を上った集落にあるクマノザクラの一本桜。風伝峠を背に段々畑の中に立つ姿は優美。

国道42号線で大又トンネルを抜けて熊野市に入ると、大又川沿いにクマノザクラが多く見られる。川を覆うように咲いている姿が美しい。

小森ダムの堤にあるクマノザクラの一本桜。周囲は植えた‘染井吉野’やオオシマザクラなどで、自然に生えてきたと思われる。花の色は濃く、四方に枝を広げた姿は素晴らしい。

三重県ではもっとも早くクマノザクラが咲き始める地区。熊野川から尾根までの自然林に点在しており、三重県側の県道740号線沿いで見られるほか、和歌山県側の国道168号線からもよく見える。