日本クマノザクラの会では、尾鷲市梶賀町「梶賀のあぶり」づくりで有名な濱中さんのご協力を得て、クマノザクラの木を使った鯖の燻製を試作してみました。
伝統の郷土食「あぶり」づくりをおこなって40年の濱中さんからお電話をいただき、港町の梶賀町へ。
今年は小鯖の水揚げが極端に少ない中で、本日水揚げされた小鯖を使って、クマノザクラの木で燻して「あぶり」を作っていただけました。
「あぶり」は、尾鷲市梶賀町に100年以上前から伝わる保存食で、その製法として濱中さんは、桜の木しか使わずに燻してつくっています。そのお話を聞きクマノザクラの木で作っていただくことができますでしょうか?とお聞きしたところ、快く引き受けてくださいました。
あぶり作りは熱さと煙が目に染みるのとの戦いで、丁寧に竹串に刺されたサバやムツを1時間から2時間かけて燻していく大変な作業でした。それでも魚が少なく作業がお昼頃で終わってしまうのですが、多い時は夕方の4時ごろまで作り続けるそうです。今年は魚の水揚げが少なく思うように作れないとお話ししてくださいました。
さて、試食会の日取りがまだ決まっていません。
また、試食会を兼ねた何かの情報発信すると思いますのでお楽しみに!
※2時間撮影していた私の体も、出来上がったあぶりをいただき帰る頃には、いい感じで燻されたようでいい香りがしていました。
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